マーケティングとは。例えるならそう、「じょうご」かな!|基本の知識"マーケティング・ファネル"について!

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マーケティングは「じょうご」だ!

みなさん、「じょうご」って知ってますか?漢字で書くと「漏斗」となります。ウィキペディアによると、漏斗とは以下のようなものです。

漏斗(ろうと、じょうご、英: funnel)は、液体または粉体を口径の大きい容器から、口径の小さい穴または管を通して投入したり、液体を壁面を流下させたりする際に利用する円錐状の器具である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%8F%E6%96%97

ちなみに、呪術廻戦という漫画があります。ぼくは大好きです。特に好きなキャラクターの一人に「漏瑚(じょうご)」っていうのがいます。こんなのです。

『呪術廻戦』の漏瑚は大地から生まれた特級呪霊です。高熱の炎やマグマを噴き出すことができ燃え尽きさせます。

https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1649300571

こっちについて語るとものすごく長くなるのでやめときますね。

さて本題に行きましょうか。

マーケティングは「じょうご」と一緒だ!

・・・

なに言ってんの?もうネタ切れか?と思ったそこのあなた。普通はそう思いますよね。が、しかし。

いたってまじめですよ。さっそく解説していきましょう。 check on it !

 

“マーケティングファネル”とは

マーケティングに関する基本知識としてマーケティングファネルという考え方があります。

商品・サービスを販売/訴求するには、はじめにマーケットで大きな対象を捕捉し、段階に応じて必要な情報を提供。か・ら・の、最終的に顧客になってもらう必要があります。

見込み顧客以前の状態の「潜在顧客」から「見込み顧客」へ。「見込み顧客」から、「顧客」へと絞り込むためのマーケティングの設計方法のひとつが今回のテーマ、「マーケティングファネル」と言います。

ファネルに集客し、集客した潜在顧客の「行動心理」に応じてリードナーチャリング(見込み顧客の教育プロセス)を行い、どう顧客化するかを常に考える必要があります。

ちなみに。マーケティングファネルは、購買ファネル(Purchase Funnel)ともいいます。

それでは最初に【ファネル】という言葉について理解を深めましょうか。

 

そもそも”ファネル”とは

マーケティング用語でファネルという言葉があります。

繰り返しになりますが、「ファネル」というのは下の写真の右側にある、円錐状の器です。そう、もうおなじみの「漏斗(じょうご)」のことです。

漏斗(じょうご)は不純物を取り除き、純度の高い水を精製する装置です。

漏斗によって濾過された不純物は、容器の大きな穴の入り口から小さい穴に向かうに連れて純度が増していきます。漏斗というツールを使うことで純度の高い真水が出来ます。

これをマーケティングに置き換えたもの=マーケティングファネルといいます。
この漏斗の特殊な形を利用して、マーケティングファネルは以下のような図に置き換えられます。

この図では、

  1. 潜在顧客層(あなたのビジネスをまだ知らないユーザー)
  2. 意識する(あなたビジネスの存在を知る)
  3. 見込み顧客層(あなたのこと、あなたの商品・サービスに興味・関心を持つ)
  4. 顕在顧客層(顧客化、場合によって強烈なファンになる)
  5. 既存(ファン化)顧客層からの売上発生

上から下に向かって、上記の流れを示しています。

先程の漏斗のように、マーケティングファネルの下に行けばいくほど純度の高い水(濃いファン)が精製されていくという仕組みです。

ファネルが逆三角形になっているのは人数の変化を表します。一番最初の段階「潜在顧客」は、もっとも人口の母数が多くなりますからね。

さて実際には、そのビジネスに対して「潜在顧客以前の人」が、そのビジネスを意識してから購入に至るまでには、めっちゃ多数の離脱者が発生します。

例えば、

  • "今は"その商品(サービス)の購入の必要はない
  • そのビジネス、商品(サービス)に興味を持てなかった
  • 魅力はあるが、その商品(サービス)と出せる金額が折り合わなかった

などなど、様々な理由からです。

この離脱者をなるべく少なくするためのマーケティングの設計図のひとつとして考案されたのが、今回のマーケティングファネルです。

 

マーケティングファネル。次回は実践編!

今回はマーケティングファネルについてのさわりでしたが、いかがでしょうか。この考え方を持つことで、ビジネスを実行する際、やみくもな集客行動を行うことがいかにヤバいかという事も同時に分かると思います。

成果物(売り上げや実績)を得るためには、マーケティングファネルの一番上の口が広いとこに集める「潜在顧客」もある程度ターゲットが定まっていないと、最終的にファンになることは非常に難しいからです。

例えば、女性向けの製品を扱う通販サイトの集客を行う際、男性にばかり広告を配信するなどの集客行動は。。。お分かりと思いますが、意味がほとんどありませんよね。(←まあギフトシーズンや商材の特性によっては有効に働くことももちろんありますが。)

そういうわけで、次回は「マーケティングファネル|実践編」。いっちゃいましょうか👍