マーケティングファネル|実践編!実際に運営に取り込んだ時のイメージとは

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前回の投稿では、そもそもマーケティングファネルとは?というところから基本概要をお伝えしましたね。

マーケティングとは。例えるならそう、「じょうご」かな!

じゃあ今回は実践編。というか運用イメージですね!ではさっそくBENKYOUしていきましょう。

 

マーケティングファネルのおさらい

前回の内容を既に読んでいる方はもう大丈夫と思いますが、改めてちょっとだけおさらい。

マーケティングファネルとは何ですか?

ハイ!直ぐに答えられなかった方&思い出せなかった方、やり直しです。しっかり覚えておきましょう。

商品・サービスを販売/訴求するには、はじめにマーケットで大きな対象を捕捉し、段階に応じて必要な情報を提供。か・ら・の、最終的に顧客になってもらう必要があります。

見込み顧客以前の状態の「潜在顧客」から「見込み顧客」へ。「見込み顧客」から、「顧客」へと絞り込むためのマーケティングの設計方法のひとつが今回のテーマ、「マーケティングファネル」と言います。

 

思い出せましたか?では早速次のコンテンツに行きましょう!

 

ファネルの段階(フェイズ)と施策(取り組み)

ファネルの段階に応じた具体的な施策

さてマーケティングファネルは、あくまでひとつの概念なので、おこなうビジネスのモデルによってファネル毎のコンテンツ施策は異なります。とりあえず今回は一例として、「ブログサイトからの情報発信を通して顧客化→成果(売り上げなど)の発生するまでの流れ」を図解しつつご紹介しましょう。

先ずは以下の図をご覧ください。

ファネルの上から簡単に説明します。

  1. 集客用コンテンツであるブログサイトへ訪問し、潜在顧客化する段階
  2. 興味・関心・必要性をユーザー教育するコンテンツである、メールマガジンや会員登録をする段階
  3. メールマガジンや発信コンテンツを読み続ける濃い見込み顧客へ変化する段階
  4. 発信するコンテンツ内でのオファーを通して、ビジネスの商品・サービスを購入して頂く段階

大きくこの4プロセスがあります。

そして、ファネルの下に行けば行くほど関心度(ファン度)は高くなり、また人数も段階ごとに減っていきます。

つまりファネルの入り口である「集客」というのはある程度の数が必要であると共に、各ファネルごとに適切なコンテンツを出し分け、できるだけ多くのファンをマーケティングファネルの下層部まで導くことが大切になるのです。

 

ファネル段階毎に応じた適切なコンテンツを

次にファネル段階ごとの適切なコンテンツの一例を挙げてみます。先程の例で挙げた画像の右側、各ファネルごとの施策をさらに細分化し、具体的なコンテンツまで落とし込みます。

集客(潜在顧客獲得)の段階

まず集客段階であれば、

  • ブログサイトでの情報発信
  • SNS(Facebook, Twitter, Instagram)での情報発信
  • YouTubeなどでの動画配信

これらの施策が考えられますよね。

見込顧客へ転換する段階

顧客リストを獲得するためには、見込顧客化してもらう必要があります。この段階では、

  • 無料プレゼント
  • バナー
  • オプトインページ(メールを受信することに同意し、自分のメールアドレスを送信者に提供して、メールを受け取る。など

といった施策がざっくりと考案できるでしょう。

顕在顧客化の段階

ビジネスに興味関心を持ち、ファン化目前の段階であるリスト育成段階では、

  • 無料eBook(リスト獲得にも利用可能)
  • ダイレクトメールオファー
  • チャット
  • 直接的なやりとり(インスタDMや電話対応なども含め)

といった施策を強化することも検討すべきです。

既存顧客化|ファン化した段階

この段階、つまり成約の段階では、

  • ターゲットプロモーション
  • 新商品企画
  • 個人セッションなどの募集
  • 購買の発生

ファン化の段階では、

  • 特別なサポート
  • 特別なオファー
  • 会員限定ページのアクセス権
  • etc...

こういったパーソナライズ(個人へ特化した)サービスを考えていく必要があります。

 

ここまでの流れはあくまで一例ですが、サービス提供者(ビジネス運営側)が「コンテンツはどの段階の誰に向けているものか?」ということを意識して、理解度に合わせて難易度やコンテンツ内容も考慮していくことが必要であり、ここからはじめてマーケティングファネルが機能します。

 

”最終的な”マーケティングファネルの完成形

ここまでマーケティングファネルの概念と実際のビジネスへ落とし込む前の実装イメージを通し、あなたのことを知らない潜在顧客から見込み顧客への転換、そして商品を購入し、顧客化するまでの流れをご説明しました。

ところで、多くのビジネスは商品を買ってもらうまでを最重要視しています。

むしろ、商品を買って頂くことが最終目的となっている場合が多いように感じています。

 

で・す・が。

 

ビジネスを永続的に運営するための「良いビジネス」とは、長期的に売上があがり続けること。

当然、一時的な単発の売上よりも、長期的な売上のほうが大事なことはご理解頂けるかと思います。「一度商品・サービスを購入して頂いて終わり」ではビジネス全体を通して安定は図れません。

ですから、一度購入してくれた顧客がリピーターやファンになって頂くことで商品の推薦(口コミ)やネット上で拡散(インフルエンス)などを通して更に広がることで、売上が拡大・安定していくビジネスを構築することがファネルモデルの最終目標と言えます。

そこで、最終的なファネルモデルの登場です。

▲なんかかっこよくないですかこれ。

 

その名も!【インフルエンス・ファネル】!!からのーー【ダブルファネル】だぁ!!

 

大丈夫そうでしょうか。横文字がどんどん増えますし、テンションがめんどくさいという方も増えてきたことでしょう。

けどここからが結構大事な部分です(←毎回これいってるかも)。

 

引き続き、マーケティングファネルの奥ゆかしい世界を楽しんでいきましょう。

Let’s BENKYOU!